2011年6月8日水曜日

良い意味でのギャップなど・・・

忘れたくないので、
書きとめておこうと。。。



広告に求められるのは、
商品・サービスを提供する側と
される側のコミュニケーション。

ここに、
どのようなリーチ、
接触の仕方がベストなのか?
ということを日々考えているのが
我々の仕事と思う。


提供する側とされる側。
個々の接点がより良い印象で
ファーストコンタクトがあると
その後の購買や、
サービスの受諾になるのだと思う。

先にある、
キリンラガーの「乾杯ラガー」シリーズ。
第何弾かは忘れてしまったけど、
(コメディアンの)ドリフターズ=いかりや長介
しか知らない世代にしてみると、
このCMはものすごい衝撃になる。
また、
ミュージシャン=ドリフターズを知っている世代には、
とても懐かしいものになるはず。

これは、
商品と消費者を
気持ちの良い「ギャップ」を使って
コミュニケーションをさせた、
とてもうまい事例だと思う。

この後、
キリンがよりよいイメージになったのは
言うまでも無く、
長さんにとっても
その後の俳優としての活動も順調になった。


しかし、
このギャップは、
広告表現の1ギミックであり、
これが全てではない。

さらに、
webコミュニケーションの普及により、
広告の形も変わり、
コミュニケーションデザイン。
という言葉が主流になってきている。

供給するがわと、
される側のコミュニケーション。
現在は、
このコミュニケーションをデザインしなければならない。

より良いかつ効果的な接触のために、
マスメディアから
webコミュニケーション、
クリエイティブまで含め、
トータルで
コミュニケーションデザインを行わなければならない。

コミュニケーションの形を
戦略的に考え、
そしてそれにマッチする、
クリエイティブをデザインする。

忘れないよう、
物事を今まで以上に
俯瞰で見ようと思う。






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